ピンク色の可愛らしい見た目と桜の香りで春を感じさせてくれる和菓子、桜餅。お菓子コーナーや和菓子屋さんにピンク色の可愛らしい桜餅が並ぶのを見ると、春が来たんだなと感じさせてくれますね。
お花見やひな祭りなどでもよく食べられている国民的和菓子、桜餅ですが、小麦粉の皮で作ったものと、道明寺粉で作ったものの2種類があるのをご存知でしょうか?
関東圏では小麦粉の皮、関西では道明寺粉の皮が多く食べられているようです。私の住む地域は関西なので、子供の頃から道明寺粉を使ったモチモチの皮の桜餅を食べて育ちました。
道明寺粉を使った桜餅は手作りするのが難しそうに感じますが、実はとても簡単。今回は桜餅について、作り方もあわせてご紹介していきたいと思います。
今年は手作り桜餅で、お花見やひな祭りをお子様と一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか?
親子で楽しむ手作りの時間は、きっととても楽しい時間になること間違いなし!
桜餅の材料、アレンジ
桜餅とは塩漬けにした桜の葉であんこ入りのお餅を包んだピンク色の可愛らしい春の定番和菓子です。
江戸時代ごろから作られ始めたという桜餅ですが、その昔、長命寺というお寺の門番が、ひらひらと舞い落ちる桜の葉を見て「何かに使えないか?」と塩漬けにしてお餅を包んで売ったところ、大評判になったということから長命寺桜餅という名がついたそうです。
お家でも作れる?使う材料は?
桜餅の材料はとてもシンプル。
桜の葉の塩漬け、道明寺粉、砂糖、水、あんこ、5つだけです。
最近ではピンク色に色付けがされている道明寺粉が販売されていますので、それを使えばとても簡単!
もし色がついていない道明寺粉を使う場合は、赤の食紅が少しだけ必要です。
本来であれば道明寺粉を蒸し器で蒸すのですが、お家で作る場合は、レンジで加熱して蒸らして作る方法が簡単でおすすめです。
桜の葉や道明寺粉など、材料はどこで買える?
桜餅のシーズン、春になると、ジュピターやカルディなどの製菓材料を扱っているお店やスーパーの製菓コーナーでも手に入ることがあります。シーズンでない季節はあまりお店に並んでいないことが多いので、ネットで購入するのがおすすめです。
コッタやトミーズなどの大手製菓材料専門店であればいつでも購入することが出来ます。
中のあんこは白あん、つぶあん、こしあん、桜あんなどお好みで!あんこはつぶあんやこしあんであれば、スーパーの製菓コーナーでも年中手に入れることができます。
我が家の桜餅は一口サイズで食べやすく
我が家で作る桜餅は、一口サイズのコロコロ小さな桜餅の形にしています。
桜の葉を子供がうまく剥がせないこともあり、この方が手がべとつかずみんなでパクパク食べやすいからです。
桜の葉を下に敷いて、その上に桜餅を置いていきます。
レンチンで簡単!桜餅の作り方
道明寺粉を使った桜餅の作り方です。
手作りするのにはちょっとハードルが高そうと感じる道明寺粉を使った桜餅ですが、レンジを使えばとても簡単。お家でお子様と一緒に手作りしておやつタイムを楽しんでみるのもおすすめです。
今回はレンジを使って、おうちでも簡単に作ることのできる方法をご紹介しますので、ご興味おありの方は是非試してみて下さいね。
材料(10個分)
- 桜の葉の塩漬け 10枚
- 道明寺粉(ピンク) 130g
- 水 200cc
- 砂糖 30g
- こしあん(お好みで白あん、つぶあん、桜あんなど) 200g
(ピンクの道明寺粉がない場合は食紅赤少々)
作り方
①桜の葉を1枚づつ剥がして、水に15分ほど漬けて塩抜きします。
キッチンペーパーなどで水気を切っておきます。
②耐熱容器に道明寺粉と水を入れ、ざっと混ぜます。(食紅を使う場合はここで爪楊枝の先に少しくらいの量を一緒に溶かして、ピンク色にしておきます。)
ラップをかけてレンジ強で5分加熱します。加熱し終わったらそのまま10分、ラップを取らずに蒸らします。
③あんこを10等分して丸めておきます。
④先ほど蒸らしておいた生地に砂糖を加え、ゴムベラなどでよく混ぜ、10等分します。
⑤道明寺粉を手のひらに丸く広げ、あんこを包みます。濡れた手で作業するとやりやすいです。桜の葉で包んだら完成!
春を感じさせる可愛らしいお菓子、桜餅。
お家でも簡単に手作り出来るので、是非、試してみて下さいね。
最後までお付き合いただきありがとうございました。
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