房総半島にある鋸山、日本寺に行ってきました。
【ばんや】というおいしい海産物が食べられるオススメスポットでお昼ご飯を食べた後に立ち寄ったのですが、そこで出会った観音様の圧巻の佇まいに、とても感動しました。
この観音様の周りは、まるで日本ではないような神秘的な雰囲気が漂う場所で、大きな岩や絶壁がたくさんありました。
同行した方がおっしゃるには、昔、石切り場だったとか。
どうやってこんな場所にこのような立派な観音様を掘ることが出来たのか?
本当に素晴らしかったので、是非、一度は立ち寄ってみてほしい場所です。
日本寺には、観音様だけでなく、奈良の大仏様を超える大きさの大仏様も。
その隣には、無数の小さなお地蔵さまが納められているお願い地蔵尊。
これらの観光スポットに行くまでには階段や坂道がかなりあり、何の覚悟もせずになんとなく立ち寄った私にはとてもハードな道のりでしたので、これから行かれる方のご参考になれば幸いです。
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鋸山、日本寺へ行く方法、アクセス
鋸山、日本寺へ行くには、いくつか方法があります。
●有料の登山自動車道から、車で山頂駐車場まで登る。
●鋸山無料観光自動車道から、車で無料駐車場まで登る。
●ロープウェイの駅の方からつながっている、鋸山裏登山道から徒歩で登る。
●鋸山ロープウェイを使って登る。
などです。
有料道路やロープウェイを使えば、山頂近くまで行けるようです。
無料の自動車道を使うと、大仏様の近くまで車で行けるようです。
鋸山は階段がかなりハード!帰り道を楽にする方法
鋸山の展望台、観音様、大仏様を子連れで見物してきて感じたのは、道中のアップダウンの激しさ。
幸い我が家の下の子は頑張って歩いてくれたので何とかなりましたが、赤ちゃん連れや足の悪い方、お年寄りにはかなりきついと思います。
そこで、どのように回れば効率よくしんどさを最小限に抑えられるか、いくつかコースパターンを考えてみましたのでご参考までに・・・
体力に自信のある人が1人でもいる場合!出来るだけすべてのスポットを歩いて回るコース
しんどさ★★★ 満足度 ★★★
有料自動車道
このコースが私的におすすめですが、かなり階段のアップダウンが激しいです。
小学生の娘も私も、大仏様にたどり着いたときには、脚が笑ってしまったほど(^_^;)
お年寄りや体力に自信のない方は、すべての階段を上り下りするのは大変だと思います。
登ったり下りたりして、やっと大仏様まで着いた!と思ったら、帰りはまた駐車場まで急な階段を上り続けねばなりませんでした。
そこで、日本寺入り口のある山頂駐車場と、大仏様直結の下の駐車場、この二か所をうまくつかえば少し楽になると思います。
体力に自信のある方が一人、大仏様まで下りたところから、最初の上の駐車場まで車を取りに行き、下の大仏様ちょかくの駐車場に皆を迎えに行くのです。
車を取りに行ってもらっている間に、ほかのみんなは大仏様から最寄りの下の駐車場まで移動します。
上から下まで階段を上がり下がりした後に、駐車場まで行くのもちょっとしんどかったですが、我が家はこの方法でなんとか帰ることが出来ました。
このような感じです。
すべての観光・絶景スポットを見て回ることが出来ますが、最後に上の駐車場まで急な階段を車を取りに行く人以外は登らなくて良くなる、ということなので、道中は頑張って歩かなければなりませんのでご注意を。
百尺観音様、大仏様だけを車で移動して見て帰るコース
しんどさ ★★ 満足度 ★★
有料自動車道
最低限の階段だけを上り下りして、観音様と大仏様だけを見て帰るコースです。
観音様までの道のりも階段はありますが、しんどいのはそこだけかな?と思います。
まず、上の駐車場に車を停め、入り口で拝観料を納め、まっすぐ百尺観音を目指します。
観音様は圧巻の絶景なので、是非見て帰ってほしいところ。
壮大な観音様を見物し感動したところで、インスタ映え絶景スポットなどは立ち寄らずに、そのまま元来た道を引き返して車に乗り込み、下の駐車場まで行きます。
下の駐車場から大仏様まで坂道ですがつながっているので、歩いて大仏様を目指し、お願い地蔵尊も拝んで帰ります。
最低限の階段と坂道しか上り下りしないので、楽だと思います。
階段はすべて避け、大仏様とお願い地蔵尊だけ拝んで帰る
しんどさ ★ 満足度 ★
有料自動車道もしくは無料自動車道
②もしくは、有料登山自動車道へは行かず、鋸山観光無料自動車道を進み、無料駐車場に停め、そこから階段を上がって大仏様だけ拝んで帰る。
上の駐車場に停めて、百尺観音までの道のりも、お年寄りや足の悪い方にはかなりきついコースだと思います。
簡単に観光し、はじめから大仏様だけに絞って、上には上がらないコースです。
①有料登山自動車道からの道、大仏前参道は、あまり階段はなく坂道が続いていたと思いますので、ベビーカーの赤ちゃん連れやご高齢の方にも上の2つのコースに比べればかなり安心です。
②無料自動車道から行ける無料駐車場からは、少し階段がありますが距離はとても近いようです。
鋸山のおすすめスポット画像
鋸山展望台、日本寺入り口、山頂駐車場
有料自動車道を上がったところ、山頂駐車場に車を停めると、展望台へも行くことが出来ます。
左に、展望台とロープウェイの山頂駅へと続く道。
ロープウェイで来られた方は、この道を逆に下って日本寺を目指す感じになります。
右には、日本寺への入り口があります。
鋸山 山頂 ロープウェイ駅側展望台
ロープウェイの駅の近くにも展望台があります。
インスタ映えスポットの山頂展望台とは別の展望台です。(それは日本寺の敷地内、観音様の横の階段を上がったところにあります。)
とても景色が多く、何故かネコちゃんがたくさんいました。
天気が良ければ、富士山も見れるようです(#^^#)
双眼鏡も有料で設置されていました。
ロープウェイ駅
鋸山ロープウェイは浜金谷駅すぐ近くから乗ることが出来ます。
自動車ではなく、電車の方はこれを利用した方が良さそうです。
上の展望台の真横にありました。
日本寺
日本寺は今から1300年ほど前に、行基菩薩によって開かれた関東最古の勅願所だそうで、正しくは、乾坤山日本寺(けんこんざんにほんじ)と言うそうです。
入り口 拝観料
日本寺へは、
有料道路 山頂駐車場の西口管理所、大仏口管理所
無料駐車場の東口管理所
ロープウェイの駅の方からつながっている、鋸山裏登山道を登ったところの北口管理所
などから入ることが出来まるようです。
これは、西口管理所です。
ここで、拝観料を納めて中へと入ります。
百尺観音
昭和41年に6か月の歳月をかけて完成した大観音石造。
発願の趣旨は、世界戦争戦死病没殉難者供養や東京湾周辺の航海、航空、陸上交通犠牲者供養のためだそうです。
山頂に切り立つ険しい崖に囲まれた雄大な場所に彫られた観音様は、まさに圧巻です。
日本寺の山頂駐車場、西口管理所から入って、まっすぐ階段を進んでいったところにこのような看板がありました。
ここを矢印の方向、左へと進みます。
すると、まるでジブリの世界のような何とも言えない切り立った崖の間を抜ける道へと続きます。
ここを通り抜けると、百尺観音です。
すごく大きい!!!
SNS映え絶景スポット 日本寺敷地内の【山頂展望台】
観音様を拝んだ後は、先ほどの矢印の看板があった場所まで戻り、今度は反対の道、右へと進みます。
かなり階段が急できついです。ここで、駄目かも、、、と思われた方は、この先きついので早めにギブアップした方が良いと思います。
階段を登りきると、展望台と絶景が!
TVやSNSでも話題になっている場所のようで、多くの観光客や外国人の方が長蛇の列を作って画像の切り立った崖のところで写真を撮っておられました。
列が長くて撮影はあきらめたため写真はありませんが、とても良い写真が撮れそうです(#^^#)
百躰観音 千五百羅漢
山頂展望台から順路をたどって降りていくと、、、
百躰観音にたどり着きます。
たくさんの小さな観音様がいらっしゃいました。
奥へ進むと、千五百羅漢道などへと続きます。
大仏様
さらに下へ降りると、大仏様のおられる場所です。
ここまででもう両ひざが笑ってしまって、ガクガクでした(^_^;)
昭和44年に4か月にわたる修復工事で再現された、日本一の大仏様です。
原型は1783年に3年かけて作り上げられたそうです。
奈良の大仏様の高さは、18.18m。
こちらの大仏様は、31.05m。
かなり大きいですね!!!
お願い地蔵尊
大仏様の横には、お願い地蔵尊が。
小さなお地蔵様に氏名を書いて納めてお願いすると、様々な願いが叶うとされています。
すごくたくさんの小さなお地蔵さまが、納められていました。
遠目で見ると何かな???と思いましたが、近づいてみてその量に驚きました。
階段は激しいですが、なかなかの絶景がみられるので体力に自信がある方は山頂展望台などまで行ってみてくださいね(#^^#)
鋸山から車ですぐ!オススメランチスポット!
取れたての美味しい海産物がリーズナブルなお値段で味わえる【ばんや】がおすすめです。
温泉や定置網漁見学、海中透視船体験などもあるので、家族みんなで楽しめます♪
もちろんお土産もここで♪
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
SEE YOU♪
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