お庭のスロープや駐車場、エントランスなどを砂利ではなくコンクリやセメント、モルタルで綺麗に仕上げたい、プロに頼むとコンクリは費用がかなりかかるので、何とか自分でコンクリ養生、舗装をDIYで出来ないかな?とお考えの方に。我が家のコンクリDIYの様子です。
最近ではダイソーにもモルタルが売っていて、可愛いコンクリ、モルタルDIYでタイルやブロックを作ったりもしますが、今回は、大量のコンクリでお庭を養生します。
これから自分でコンクリ養生をやってみようかな?とお考えの方のご参考になれば幸いです。
あくまで素人作業ですので、ご了承下さい。
セメント、コンクリ、モルタルの違いや作り方は?
セメントとは?
セメントとはコンクリやモルタルの材料となる粉です。
これに大きめの砂利を加えて作るキメの粗いものがコンクリで、細かい砂で作るキメの細かいのがモルタルだそうです。
コンクリとモルタルの違いは?
コンクリは砂と砂利が入っているため、目が荒く強度があります。
モルタルは砂のみで砂利なしなのできめ細やか。レンガやタイルの施工に使ったり、コンクリの表面に化粧するときに使うようです。
以前、コンクリとモルタルの違いなどをお庭のスロープDIYの時に詳しく書いています。
良かったら合わせて参考にしてみてくださいね♪↓↓↓
お庭のDIY!コンクリートの作り方、敷き方
コンクリートDIYって大変なイメージ。作り方や敷き方などどうするの?と私達も出来るか不安でした。
プロみたいに綺麗には出来ないけれど、以前やってみたお庭のスロープDIYと、今回取り掛かり始めた道路との境目を自分達でコンクリDIYしてみています。
範囲が広くて一気にできない場合は数回に分けて
今回コンクリを敷きたい部分は、道路と敷地との境目のこの辺り。
溝と砂利の間にバキバキに割れたコンクリがあります。
以前建っていた建物を壊した時の残っていたコンクリ部分なのですが、前の道を通るたくさんの車が履行する度に敷地に入り、このコンクリ部分を踏んでいくのですごくひび割れてしまいました。
砂利も道路にはみ出すし、ちょっと綺麗にしてみよう、ということで、
敷地の端から端まで一気にするのは大変(大量のコンクリが必要、一気に敷くのも大変。)なので、長方形に少しずつ養生していくことにしました。
コンクリDIYに使う道具、材料
- セメント25キロ
- 砂利20キロ 3袋
- 砂20キロ 2袋
- 水15リットル(適量なので調整)
- ワイヤーカッター ボルトクリッパー
- 地面をならしたり、コンクリを練る時に使うスコップや角スコップなど(あればミキサー)
- 左官コテ 場造りスラット
- プラスチック製トロ舟
- 水を量るバケツなど
- 木枠
- 軍手
- ゴムハンマー
- 必要であれば立ち入り禁止の三角コーン
などなど。しっかりと地面を平にしたい方は、水平器や糸なども必要だと思います。
① 地面を平にする
コンクリートを敷きたい部分を平に均一にならします。
大きな石などがある場合は取り除いておきます。
② 木枠を組む
コンクリートを敷く広さ、深さ、形に合わせて、木枠を組みます。
家にあった端材で、適当にドリルとビスで組みました。
③ ワイヤーメッシュをカットする
コンクリートが割れないように、中に鉄筋を入れます。
ホームセンターで買ってきたワイヤーメッシュを敷く場所に合わせてカットします。
④ ワイヤーメッシュと基礎砕石を敷き、しっかりと転圧する
基礎砕石を10センチほど敷きます。
そして、しっかりと転圧します。このような振動コンパクターなどの転圧機がレンタルできればそれを使うと楽チンです♪特に、駐車場など広い面を転圧するときは、ないと大変かもです(^_^;)
⑤ 砂と砂利をトロ箱に入れ混ぜる
トロ箱に砂と砂利を入れます。
スコップでよく混ぜます。
⑥ セメントを加え更によく混ぜる
セメントも加え、よく混ぜます。
ホームセンターで購入した、ポルトランドセメントを使用しました。
ムラのないよう、よく混ぜます。
⑦ 水を加えてよく混ぜる
水を入れすぎるのは絶対だめなので、注意しながら水を加えながら練ります。
水を入れすぎると後から浮いてきたり、ベチャベチャで成形できなくなります。
もし、入れすぎてしまったら、砂を入れて少しは調整できるようです。
一回コンクリを作ったら簡単に捨てることができないので、失敗しないように水は様子を見ながら加えます。
だいたい分量通りに加え、ちょっとまだ固いかな?くらいでやめて、一度塗ってみると良いかもしれません。
⑧ コンクリを敷き、コテで平す
コテで慣らしながら、コンクリートを木枠の中に敷きます。
トントントンと表面を叩くと水っぽいコンクリートが浮いてきて表面を綺麗にならすことができました。
最後に、竹ぼうきや熊手などで表面をわざとザラザラにします。(乾いてからもう一度化粧モルタルを敷く場合は、その時にします。)
表面をわざとザラザラに仕上げることで摩擦抵抗を増やして、雨天などでも滑りにくくなるそうです。
逆に言うと刷毛引き仕上げを実施しないと雨天時は大変滑りやすくなり、小さいお子さんにとっては滑って頭をぶつけてしまったりする危険性が高まります。
水を調整しつつもっと混ぜて柔らかい状態で均せばよりキレイに仕上がると思いますとのことをコメントにて外構屋さんをしてらっしゃる読者の方に教えていただきました!ありがとうございます。
仕上がったら一週間ほど乾かします。
踏まれないように三角コーンを立てておきます。
⑨ よく乾いたら木枠を外す
ゴムハンマーなどでこんこんと木枠を叩くと簡単に外れます。
完成です+゚*
これを何回か繰り返して、次はこのコンクリートの右側に木枠を当てて端まで継ぎ足していきたいと考えています。
コンクリートDIYは、混ぜるのにかなり力がいるので大変(^-^;
結局、一気には無理だし何回かに分けて繋ぐと継ぎ目も目立つので、少しづつきれいにしていき、デザインしたように間隔を空けて敷くことにしました。
今のところ毎日車で何度も踏んでいますが、ビクともしていません(^ ^)
その他のお庭の成長記録♪
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
SEE YOU♪
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