夏休みの自由研究。
今年はスケルトンエッグ作りに挑戦してみました♪
2~3日で簡単に出来て、内容もまとめやすかったので、皆さんもお子様の自由研究にいかがでしょうか???
方法は、お酢に卵を2~3日つけておくだけ。
夏休み最後の週に慌ててやっても、すぐに出来るので大丈夫(^^♪
放っておくだけで、透き通ったぷにぷに卵をつくることができ、子供たちも大喜びでした(#^^#)
つたない表現ではありますが、なぜ、お酢で卵のカラが溶けるのか?などの、不思議もまとめさせて頂きましたので、これから自由研究に取り組まれる方のご参考になれば幸いです(^^♪
スケルトンエッグの作り方
材料
作り方
① 卵と容器をよく洗い、水気がなくなるまで乾かします。
容器に卵を割れないようにそっと入れ、お酢を200cc注ぎます。
② するとすぐに卵から泡が出てきます。
ラップなどで容器にかるく蓋をして、冷蔵庫に2~3日入れておきます。
この泡は、酢と卵のカラのカルシウムが反応し、二酸化炭素が発生してできる泡です。
泡の出る様子。炭酸水みたい(*^^*)
この時密閉してしまうと、蓋が破裂してしまう可能性があるので、軽く隙間をあけるか、つまようじなどで穴をあけておきましょう。
しばらく置いておくと、、、
この様に泡が卵の殻のひょうめんいっぱいになってきます。
③ 殻がどんどん溶けて卵が大きくなっていきます(^^♪
透けるくらいになってきたら、きれいに洗って、完成♪
元のサイズより一回りほど大きくなって、100均のスクイーズの卵みたいに半透明に♪
触るとぷにぷにで、中の黄身は動くようです。
数日たってもうまくいかない場合は、お酢を新しく取り替えましょう。
夏休みの自由研究のポイントとなる点
この実験にまつわるキーワードや、お酢の働きについてまとめてみました。
水色の枠の中は、小学校3年生のこどもがまとめて書いた内容です。ご参考になれば幸いです。
お酢の主成分は?
お酢の主となる成分は酢酸です。
酢酸には、カルシウムを溶かす働き、吸収を高める働きがあります。
酢酸(すさん)はカルシウムをとかすはたらきがある。
卵の殻の主成分は?
卵の殻の主となる成分は、カルシウムです。
貝殻やカニの殻なども同じです。
骨を作るのに大切な栄養素です。
カルシウムはほねをつくるのに大切な栄ようそ。
カニや貝のカラもカルシウムでできている。
なぜお酢で卵の殻が溶ける???
お酢の主成分、酢酸には、カルシウムを引き出す力があります。
今回の実験で、主にカルシウムで出来ている卵の殻は、お酢によって溶けてなくなってしまいました。
酢酸がカルシウムと化合すると、普通のカルシウムよりも体内に吸収されやすい、酢酸カルシウムというものになるそうです。
溶けだすときに、反応して二酸化炭素が発生します。
とけているさいちゅうに、卵のカラの表面にあわがでていました。
これはお酢(す)とカルシウムがはんのうして、二酸化炭素(にさんかたんそ)を出しながらとけているからだそうです。
酢酸カルシウムって?
普通のカルシウムより、人間の腸内で吸収されやすく、さらに、骨まで届きやすい。
お酢とカルシウムを一緒に取ることで、カルシウム不足の解消や、骨を作る助けの役目も果たします。
ふつうのカルシウムを食事でとるよりも、酢酸(スサン)カルシウムになったほうが、人間の体やほねにとどきやすくなります。
この実験の結果からわかった、普段の生活に活用できること。
お料理をするときに、お肉やお魚、貝やエビなどを煮るときにお酢を加えると、煮汁に殻や骨が溶けだして、効果的にカルシウムを摂取することが出来ます。
成長期のこどもの骨を作る助けや、骨粗しょう症の予防にもなりますので、お料理の際、取り入れてみたいと思います。
成長きの子供のほねをつくるのを助けたり、「こつそしょうしょう」のよぼうにもなるので、お料理するときに取り入れてみたいと思います。
夏休みの自由研究のレポートは、大体このような感じでまとめていきました。
お子様の年齢に合わせて、難しすぎるところや、まだ理解できないところは省いたり、わかりやすい言葉に置き換えると良いと思いました(#^^#)
スケルトンエッグ、とても楽しかったので、是非皆さんも挑戦してみてくださいね♪
その他の貯金箱&夏休みの工作・自由研究アイデアまとめ
このほかにも、今までにご紹介させていただいた、貯金箱の作り方、スライム、スクイーズの作り方、子供でも挑戦しやすいDIY作品、手軽に楽しめる自由研究アイデア・・・などなど。
たくさんの夏休みアイデアを、こちらに一覧にしてまとめています。
良かったら、アイデア探しにのぞいてみてくださいね♪
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
SEE YOU♪
コメント