シーグラスを削って好きな形に整える、シーグラスカービング(研磨)の方法です。ガラスを研磨というよりも削るので、専用のルーターのビットや飛び散る破片対策が必要になってきます。そこら辺を詳しく書いていきたいと思います(*^^*)
まず、どのくらい削れるかというと出っ張りをとって丸くしたり、破砕ガラスのような危険なシーグラスの角を丸くしたり、頑張れば好きな形にも加工出来ました+゚*
ガタガタのほぼ破砕ガラスだったシーグラスもこのくらいまでコロンと丸い形に出来たら、すごくSDGsだし、いろんな作品が作れそう!だと思います。
どんな道具が必要か?
準備するものは?
など書いていきますのでご参考になれば幸いです(*^^*)
あくまで試行錯誤の末たどり着いた、自己流です。怪我などには充分に気をつけて自己責任のもと行ってください。
シーグラスはどこにある?材料探しにビーチコーミング♪
マルシェでシーグラスアクセサリーを作ってらっしゃる作家さんのお店でシーグラスの作品を見て以来、ずっとやってみたいと興味のあったシーグラスのハンドメイド作品作り。
今回、琵琶湖グラスさんにお声がけいただき、色々と試行錯誤してみることになり、どんな素材でどんなふうに加工できるのかも全然わからないまま、まずは、材料となるシーグラス探し。
浜辺に行くと結構落ちていてびっくり!
でも、、、私が行った場所は破砕ガラスばかり。。。
コロンとした可愛いシーグラスはほとんどなくて、えっ!?これ、ほんとにこんなに落ちてるものなの?!夏、子供達が泳ぐのにすごく危ない!というものがたくさん!
短時間でこんなに危ない破片が集まるなんて、、、と、なんだかすごく考えさせられました、、、。危ない危ない!とたくさん拾ってきたものの、このままでは作品にはしにくいですよね(ノ_・。)
そこでなんとか削って丸みを出す方法はないかと色々調べてみた結果、必要だった道具を書き出していきます(*^^*)
あくまで自己流ですので、自己責任のもの充分に気をつけて行ってください。
シーグラスを削って形を整えるのに必要な道具は?
手軽にシーグラスに穴開けをするのであれば便利なのがミニルーターです。プロクソンがおすすめです。
たくさんのシーグラスに速く綺麗に穴を開けたい!本格的にやりたい!という方におすすめなのが、マイクロモーターです。
お値段はミニルーターなどに比べると高いですが、パワーが違うので、本当に速く、すっと穴を開けることが出来ます。
マイクロモーターについてはこちらの記事でまとめています↓↓↓
(ミニ)ルーター
これは必須です。
アクセサリーの丸カンを通すのに、シーグラスに穴を開けるのにも使います。
私は近所のホームセンターでたまたま安売りしていたのでこちらのプロクソンのミニルーターを購入しました。
充電式とコード式があるのでお好みの方を選んでみましょう^^
回転速度調整付きが便利です。
>>>Amazonで プロクソン ミニルーターの一覧 をチェック
こちらは回転速度調整付きのコード式↓↓↓
私が愛用しているのは、こちらの回転速度調整付きのコードレスタイプです↓↓↓
最初に三本研磨用ビット、穴あけ用のダイヤモンドビットなどが入っています。
シーグラスの穴あけは付属の穴あけ用のダイヤモンドビットでOKなのですが、削る場合は他のダイヤモンドビットが必要です。
削るためのダイヤモンドビット
ルーターに差し込んで使う、ガラスを研磨ではなく削る用のダイヤモンドビットです。
右端の緑っぽいものは研磨用の軸付き砥石で、ガラス工作にと書いてありますがいつまでたっても削れません。間違えて購入しないよう注意です。(私、間違えました、、、)しかも、多分、プロクソンに最初からついていたものと同じです。でも、シーグラスの表面をきれいに研磨したり、艶が残っていて曇りガラスになっていないシーグラスを曇らせたりするのに役立ちます。
真ん中から左にある、銀色のいろんな形のものがダイヤモンドビットなのですが、荒削りでどんどんザクザク削れるもの、、、
丸みを出す為に繊細なカーブを作るもの、みたいに用途によって変えます。
プロクソンの純正のダイヤモンドビットだと高いので、このように色々な形のビットがセットになったものを購入しましたが、安いのにとても良かったので、おすすめです(*^^*)
お手持ちのルーターにはまるかどうか、軸経(太さ)を確認してみてくださいね。
プロクソン純正のダイヤモンドビットは、ホームセンターやアマゾンで探しても、これしか売っていませんでした。これでもOKだと思いますが、ゴリゴリ削りたいのであれば先ほどの大きいビットのほうが良いかもしれません。
ちなみにまだ使っていませんが、ダイソーにもダイヤモンドビットがありましたよ。
ガラスの粉塵、飛び散る破片対策に必要なもの
保護メガネ(ゴーグル)とマスク、エプロンなど
ガラスを削るので、細かい破片が飛び散ります。目や口に入ると危険なので、必ずゴーグル、マスクを着用して行います。
また、自分の体にもガラスの粉塵が飛んでしまうことがあります。黒い服を着ているととてもよくわかるのですが、グレーなどの白っぽい服を着ていると、全く見えません。なんだかチクチクする、、、と思うはずです。
黒っぽいエプロンなどをしておくと、よくわかるので掃除がしやすく安心です。
水と大きめのタッパ
私は大きめのタッパにたっぷりの水を入れて、その中で削るようにしています。
なぜならガラスの粉塵がすごく飛び散って危なく、掃除も大変だからです。
たっぷりの水にする理由も、粉塵ですぐに水が白く濁ってしまうからです。あと、手を入れやすいので、シーグラスを水に浸しやすい。
粉塵で濁ってしまった水は危険なので絶対に床にこぼしてしまったりしないよう運ぶときも気をつけて下さいね。こぼしてしまうと乾いた時、床がガラスの粉塵だらけになってしまう可能性が高いです。
ガード
水の中で削ると粉塵は出ません。でも、たまに角度が悪かったりして水が飛び散ってしまったり、水から出して水をつけながら削らないとよく見えないような細かい作業もあります。
そんな時用のために、プラダンをコの字にテープで留めたものを周りに設置しています。
白にしてしまったのでよくわからないのですが(黒っぽい色にすれば良かった、、、)注意して削っても、水が飛び散ってしまっているのが見えます。
水が乾くと白いガラスの粉塵がでてきます。トレイのところを見るとわかりやすいですね。
手にもよく飛ぶので、良く洗い流しましょう。
準備が整ったら、シーグラスを実際に削ってみよう!
道具と準備が整ったら、シーグラスを削ったり、穴を開けていく方をご紹介します。あくまで自己流です。怪我などには充分に気をつけて自己責任のもと行ってください。
シーグラスに穴を開ける方法
穴を開ける場合は、木の破片を入れた容器に水を張り、その上にシーグラスを置き、水の中で木にシーグラスを押し付けるようにして穴あけを行います。これはそんなにたっぷりの水の中で行わなくても大丈夫です。むしろ、浅くないとルーターのビットが届かず、ルーター自体が水に浸かってしまいます。
使うのはプロクソンに最初から付属のダイヤモンドビットです。先端が丸い穴あけ用を使います。
シーグラスを削って好きな形にする方法
荒削りでどんどん削れる大きなダイヤモンドビットを使用します。
たっぷりの水の中にシーグラスを浸けて、、、
ゴリゴリと削っていきます。
細かい部分や丸みを出す場合は、細いビットに変えます。お好みの形に整えていきましょう(*^^*)
★粉塵には本当に気をつけてくださいね。
水の捨て方
最後に破砕ガラスの水の捨て方なのですが、これはどうしたものかと悩み中です。
キッチンペーパーやコーヒーのフィルターで濾して燃えないゴミで出したり、庭の一角に廃棄用の決まった場所を作ってそこに流していますが、正しい方法がわかりません。正しい方法があれば教えてくださいm(_ _)m
コロンと丸くて可愛いシーグラスが手に入れば、その形を生かした作品をつくれるのでそれに越したことはないのですが、このように破砕ガラスのようなシーグラスを違う形に変えられるのは、それはそれでとてもSDGsで良いことかなと思います(*^^*)
夏にぴったりSDGsにもなる!シーグラス工作アイデアまとめ
キャンディみたいに可愛くて、アクセサリーなどのハンドメイド作品やシーグラスアート、工作などにもよく使われます。
シーグラスを作品にすることで、アップサイクルできるので、SDGs活動にもつながるので、夏休みの宿題の工作にもぴったり!シーグラスの工作アイデアをたくさんまとめたページです。
色々なシーグラス工作ハンドメイドアイデアを見たい方はこちら↓↓↓
その他の貯金箱&夏休みの工作・自由研究アイデアまとめ
このほかにも、今までにご紹介させていただいた、貯金箱の作り方、スライム、スクイーズの作り方、子供でも挑戦しやすいDIY作品、手軽に楽しめる自由研究アイデア・・・などなど。
たくさんの夏休みアイデアを、こちらに一覧にしてまとめています。
良かったら、アイデア探しにのぞいてみてくださいね♪
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
SEE YOU♪
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